タクシーの防犯の重要性と実際の防犯対策5選

タクシードライバーは、お客様と直接顔を合わせる接客業でもあります。接客ならではの楽しみがある一方で、トラブルにあうリスクもあります。

安心して働くためには、タクシードライバーを守る防犯対策がきちんと施されている会社を選ぶことが大切です。

今回はタクシーの防犯対策の重要性とともに、どのような手段があるかを紹介します。

タクシーの防犯対策の重要性

タクシーの防犯対策の重要性は、お客様のためのみではありません。ドライバーに安心して働いてもらうためにも必要です。

タクシーは現金で決済することも多く、車内には常にお金がある状態です。乗車中は密室にもなるため、強盗にとって都合の良い場所です。現金を奪う目的で乗車するほか、無賃乗車目的や泥酔を理由に脅しや暴力を振るう人が乗ってくることもあります。

タクシードライバーを守るためには、防犯対策を徹底することが大切です。

タクシーの防犯対策5選

タクシーに施せる防犯対策は、複数あげられます。ひとつの防犯対策のみに頼らず、複数を活用して安全性を高めましょう。

防犯カメラ

防犯カメラは、車内の様子を映像・音声で残してくれます。近年は基本的な対策として、防犯カメラを設置するタクシー会社が増えつつあります。

防犯カメラを設置するメリットは、いざというときに被害の証明ができるのみならず、存在そのものが抑止力となることです。防犯カメラを設置しているだけで、軽率な行動をとりにくくなります。

防犯仕切板

防犯仕切板は、後部座席との間に設置する透明なパネルのことです。運転席のタクシードライバーを物理的に守ってくれます。

運転席のみのタイプもあれば、助手席まで広範囲に保護するタイプもあります。透明のためお客様側からはドライバーの様子が見え、運転席からも後部座席の状況が把握しやすくなっています。

防犯カメラに加えて、防犯仕切板を採用しているタクシーも多くあります。

GPS

GPSの搭載も防犯対策となります。GPSが搭載されたタクシーであれば、強盗や車両盗難の被害にあったとき、位置情報を本部へ送信することができます。

警察に正確な位置を通報できるため、ドライバー救助や車両回収が迅速に行われるでしょう。

防犯ブザー

防犯ブザーは強盗犯を音で撃退できるのみならず、走行中に車内の異常を周囲へ伝えられるメリットがあります。タクシーで使用されている防犯ブザーは、下記の2種類です。

・車両設置型
・携帯型

車両設置型は、エンジンルームやボディの外側にスピーカーを配置するタイプです。周囲へ大音量で異常事態を知らせることで、第三者からの通報や強盗犯の撃退が期待できます。

携帯型は、子どもも使用しているような一般的な防犯ブザーです。ドライバー本人が携帯しておき、いざというときに使用します。

どちらも、あくまで音を鳴らすだけのアイテムです。逆上した犯人から暴行を受けないように注意しつつ作動させましょう。

緊急信号システム

防犯ブザーのように音を鳴らすのではなく、表示などで緊急事態を知らせる設備が緊急信号システムです。スイッチを入れるだけで作動し、屋根上の行灯が点滅したり緊急時を知らせる表示になったりと、周囲に異常を知らせてくれます。

緊急信号システムの特徴は、スイッチを入れるとタクシー会社にも異常が伝えられることです。車内の人物に気づかれずに会社を介して近隣から応援車両を呼べるシステムで、スムーズなドライバー救助につながります。

犯罪以外の緊急事態にも対応できるメリットもあり、取り入れているタクシー会社も多いシステムです。

まとめ

タクシードライバーを志望する際は、応募先の会社がどのような防犯対策を取り入れているのかにも注目しましょう。

新和自動車株式会社では、性別年齢問わず安心して働けるように、全車両にカーナビと防犯カメラ、ドライブレコーダーを搭載しております。

また、女性用設備が充実した社内も魅力です。女性や若年層の方も、防犯面・設備面に安心してご応募ください。

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